うちのおばあちゃんがマミーだった話
こんばんは、たまリモです。
うちのおばあちゃんがマミーだった話をしてもいいですか?
マミーと言ってもミイラ的なものではないです。縁起でもない。
母親が早くに亡くなった私は、祖母が母代わりとなって育ててくれました……的な話でもないです。一切感動する要素はないです。すみません。
父方の祖父は若くして結婚し、若くして子どもを産んだので、「おばあちゃん」になるのも早かったんですね。初孫である私の兄が生まれたとき、まだ50前だったというのだから驚きです。
その若さゆえか、孫に「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗があったそうで、別の呼称を探していたらしいです。そこで行き着いた呼び名が「マミー」。
冗談みたいな話ですが、当時のホームビデオにも、父が幼い兄に「ほら、おばあちゃんだよ〜」と話しかけたらすぐさま「マミーね」と訂正していたシーンがあったので、わりと本気だったのだと思います。
今でこそ兄も私も「おばあちゃん」と至ってノーマルな呼び方をしているので、どこかで観念したのか考えを改めたのかわかりませんが、浸透していたらかなりややこしい事態になっていたことでしょう。あったかもしれない未来がなくなってほっとしています。
ちなみに、「おばあちゃんがマミーならおじいちゃんはなんなの?」という疑問に対しては
だそうです。「ジジイ」だからだそうです。
本当に浸透しなくてよかった。